
下半身太りに悩んでいる女性は、必ずといっていいほど「むくみ」を抱えています。きっとあなたも日々むくみに悩んでいるのではないでしょうか?
でも間違ったむくみ対策をしている方も決して少なくありません。そこで下半身のむくみに関するありがちな3つの誤解を紹介します。
誤解1「むくみは放っておけばそのうち治る」
むくみは放っておけば自然に治ると思っていませんか?お風呂で疲れをとって、たっぷり睡眠をとる。もちろん、これだけで解消されるむくみもあります。
ただそれだけでは解消されないむくみもあるのです。その日のうちに解消されなかったむくみは蓄積されるので、どんどん血液やリンパ液が渋滞を起こします。身体から出た老廃物や毒素も蓄えられていきますし、脂肪の代謝も低下。さらに老廃物と脂肪が結びつくとセルライトも誕生します。
むくみを軽視するのは危険です!いったんむくみが定着してしまうと、なかなか解消するのが難しくなってしまいます。リンパマッサージやストレッチでこまめにむくみを解消する習慣を持ちたいですね。
誤解2「水分を摂りすぎるとむくむ」
むくんでしまうから水分を控えているという方がときどきいます。でもこれは完全に間違った対策です。
確かにむくみは皮膚の下(細胞と細胞のスキマ)に余分な水分たまってしまった状態のこと。体内にこれ以上水分をためこみたくないという気持ちはわかります。でも実際はわたしたちの身体は水分が不足すればするほど、もしもの事態に備えて、水分を体内にためこもうとします。
水分の摂りすぎがむくみの原因になると勘違いして、水分摂取を控えると、ますます下半身がむくんでしまいます…。たっぷり水分補給をして、トイレにもたくさん行く。これがむくみ対策の正解です。
参考記事:脚痩せの超基本!むくみ解消&脂肪燃焼を加速させる水分摂取方法
誤解3「むくみの原因は1つだけである」
「長時間の立ち仕事でふくらはぎがむくんでしまった…」「最近運動不足だからむくみやすい気がする…」など。こんなふうに、わたしたちはついついむくみの原因を1つに限定しがちです。
でもむくみの原因は1つではありません。水分不足、運動不足、塩分の摂りすぎ、栄養不足(主にカリウム、ビタミンB群、たんぱく質)、睡眠リズムが不安定、ストレス、女性ホルモンバランスの乱れ、お酒の飲みすぎなどなど。こうした原因がいくつも重なり合って、むくみが発生していることがほとんどです。
下半身のむくみが気になる方は、まず自分のむくみの原因として考えられるものをリストアップしてみましょう。意外な原因が見つかるかもしれません。