
最近は女性でもお酒を楽しむ方が増えました。また、付き合いでお酒の席につくこともありますよね。では脚痩せに取り組んでいるとき、お酒(アルコール)は飲んでもいいのでしょうか?
お酒のお供があなたの下半身を太くする?
アルコール類には血液の巡りを良くする効果があり、それによって代謝が促進されます。少量のお酒を上手に活用すれば、脚痩せにも効果的に働いてくれる可能性があります。
ただどちらかといえば、脚痩せに取り組んでいるときは、できるだけお酒は控えたほうがよいと思います。
アルコールは1gあたり7calです。太る原因だといわれる糖質が1gあたり4cal、脂質が1gあたり9calですから、決してアルコールのカロリーは低くないことがわかりますよね。
おおよそアルコール濃度が5%のビールの中ジョッキ(500ml)であれば、約25mlがアルコール分です。25ml×7calで175calを摂ることになります。これはおおよそおにぎり1個分のカロリーです。飲み会で中ジョッキを3杯飲んだら、おにぎりを3個食べているのと同じなのです。
しかもお酒を飲むと、「からあげ」や「ポテト」などの高カロリーで塩分の多いおつまみを食べたくなります。お酒の量が少なくても、こうしたおつまみが下半身の脂肪太りやむくみを引き起こしがちです。
アルコールはナイアシンを大量に消費する
お酒を料理の味付けなどに使ったりもしますが、過剰なアルコールは私たちの身体にとって明らかに毒素です。そのため、余計なアルコールは肝臓で分解処理しなければいけません。
アルコールを肝臓で分解にはたくさんの栄養素が必要になります。せっかく確保した栄養素が無駄になってしまうんですね。
特にアルコールはビタミンB群の1つである「ナイアシン」を大量に消費します。ビタミンB群はチームで活動する栄養素。「ナイアシン」が不足するだけで、身体にさまざまな不調をきたします。もちろん脚痩せにも悪影響ばかりです。
参考記事:脚痩せに絶対欠かせない栄養素「ビタミンB群」の効果とは?
お酒を楽しむであれば、ナイアシンを確保できる「豚肉」「チーズ」「まぐろ」「いわし」などを一緒に食べるのがおすすめです。アルコールの分解がスムーズに進むので、二日酔いなどもしづらくなりますよ。
最後に
少量のお酒が脚痩せに良い効果をもたらすこともありますが、やはり飲み過ぎはよくありません。お酒好きの方もいるかと思いますが、自分のペースでほろ酔い程度に楽しむようにしましょう。